子供向け怖い話「青い血」
その3人はもう限界だった。
それも無理もない状況だった。船が漂流して、乗組員3人が無人島に流れ着いてからもう1週間。
少しでも生きながらえようと残された食料は小出しに食べていたが、大の大人がそれで満足するはずはない。
皆空腹に耐えかねていた。
そしてついに仲間の一人が、島へ食料を探しに出かけた。
「何か食べられるものはないのか…」
しばらく探し歩いていると、同じような木がたくさん生えている場所に出た。なんとその木にはバナナがぶら下がっているではないか。
「やったぞ!これをみんなで食べれば大丈夫だ!」
喜んで仲間の元へバナナを持ち帰ると、皆で夢中になってバナナを食べた。
「あ~美味しい~」
「あ~おいち」
「青い血」
…ちなみにその無人島はバナナの栽培地で、後に収穫に来た船に3人は救出されたのだった。
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