都市伝説の怖い話「赤いクレヨン」
ある夫婦が中古で一軒家を購入した。中古とはいっても新築同様で、価格も安いことから大満足の買い物だった。
家は快適そのものだったのだが、住みだしてすぐに赤いクレヨンが廊下に落ちることに気づいた。
夫婦には子供はおらず、どこからか誰かが侵入した形跡もない。
しかし赤いクレヨンが、いつの間にか床に落ちているのだ。
不思議に思った夫婦はその家をくまなく調べてみた。すると構造的に、おかしな点があることに気づいた。
そこに空間があるはずの作りなのに、入るところはなく壁だけという部分がある。
何か不気味なものを感じたのだが、思い切って壁紙のクロスを剥がしてみる。するとそこから、釘で打ち付けられた板が出てきた。どうやら部屋への入り口のようだ。
その板を壊して中へ入ってみると、そこは壁が赤くなっている部屋で、中には何もなかった。
「何だこの部屋は?」
そう思いながら壁へ近づいてみた時、夫婦は言葉を失った。
壁は赤いのではなく、びっしりと赤い文字で埋め尽くされていたのだ。
おとうさんおかあさんごめんなさいここからだしてごめんなさいごめんなさいおとうさんおかあさんここからだしてだしてごめんなさいだしてだしてだして…

安い居住物件には何かがある、という心理を表すような都市伝説です。
この話はタレントの伊集院 光さんが、某番組の怖い話企画で発表したものが広がって、都市伝説化したものだと言われています。
ちなみにこのような曰くつき物件は「瑕疵あり」ですので、知らないまま住むということはありません。賃貸だと瑕疵の説明をしなくても済む裏ワザもあるようですが…。
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